欺術 -史上最強のハッカーが明かす禁断の技法

岩谷宏の訳がだめなのが非常に残念。同じコンピュータアカウントの意味に、「アカウント」と「口座」を同時に使ったりで、まともに校正してないんじゃないかと思う。
また、訳注もだめだ。ハッシュの話で自分の訳した本をあげたり、ウイルス対策Linuxにしてしまえばいいと取れる注釈にしたり、セキュリティ情報サイトの例として、Linuxだけあげたり、と非常に偏っている。
ミトニックアメリカ国内を対象に書いているため、日本の実情に合わない部分が多いが、良い本ではある。